手作りキャンドル 失敗しないパラフィンワックスの計量方法をご紹介

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東京でキャンドル教室Candle Room Libertyを運営しています。現在はオンラインでレッスンを実施中。イギリスでの留学経験を活かし、ハンドメイドキャンドルの魅力を国内・海外に広く発信するため、YouTubeなどを使い活発に活動しています。販売なども国内販売、海外販売を積極的に行っています。
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こんにちは、東京福生市キャンドル教室
Candle Room Libertyの Rie Osawaです。

 

キャンドルを制作するときに
最初のステップとして必ず行うことがあります。
それはワックスの計量です。

キャンドルワックスは、
色々と性質があり、中でも主流のパラフィンワックスは
個体と液体で量が変わってしまい
少し計量が面倒だったりします。

 

けれど、そんなちょっと面倒なワックスの性質も
これからご紹介する要点を抑えておけば、
パラフィンワックスのキャンドルの計量もバッチリ
ワックスを無駄にしないキャンドル作りができるようになります。

ぜひ参考にしてみてください。

 

どうしてワックスを計量する必要があるのか

 

パラフィンワックスは、
個体になると最大20%縮小する性質があり

固まる時の室温によって収縮率には
10〜20%の差がでます。

 

夏など室温が高い時は10%にほど、
冬にキャンドルを作るときや冷蔵庫で急激に冷やしたりすると
20%収縮し、キャンドルに生まれる凹みが深くなります。

 

製作時に10〜20%縮小だから、
だいたいこれぐらいでいいかと
目分量でパラフィンワックスを計量してしまうと
モールドに溶けたワックスを注いだ時に

 

あぁ、微妙にワックスが足りないな・・・


ワックスがけっこう余っちゃったな・・・

 

といったことが起きたりします。
私は横着だったので、結構この経験が多くありました。

あとから継ぎ足したり、
添加剤やアロマオイルを足したあとの余分なワックスは、
再利用するにも、使い道が限られてしまいます。
ですので、しっかり計量して無駄をなくすことが
キャンドル制作の基本です。

 

実際やってみよう!パラフィンワックスの計量

 

では、実際のパラフィンワックスの計量方法をご紹介します。

 

1)計量したいモールド(型)の穴を粘土で塞ぐ

2)モールドをスケールにのせ、重さをゼロに合わせる

3)モールドに水を入れて、水の重さを計ります。
  この水の重さがワックスが溶けた時の体積となる

4)水の重さに対し、0.9を掛けるとワックスの個体時の重さがわかる

 

ポイントは、
水の重さ × 0.9 = 必要なワックスの量

この要点だけ抑えておけば、
パラフィンワックスの計量も、なんなくクリアで来ちゃいます。
一度覚えてしまうと楽ですので、
手作りキャンドルの制作に役立ててみてください。

 

まとめ

 

キャンドルを制作するときに
はじめのステップとして必ず行うワックスの計量について
ご紹介しました。

 

・パラフィンワックスは液体の時に比べ、個体の時は体積が10〜20%収縮する
・実際に計量するときは水の量を計り、その体積に0.9を掛ける

 

少し面倒なパラフィンワックスの計量も
このポイントを抑えるだけで無駄にしない
失敗しないキャンドル作りができるようになります。

参考にしてみてください。

 

今回のパラフィンワックスを使った制作を
キャンドル作り無料体験会でもお試しいただけます。
ご興味のある方は、こちらの体験会の詳細をご覧ください。

 

 

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