○○を使うとキャンドルの表面がツルツルに?!かなり使える裏ワザ♪

先日お越しいただいた生徒さん
ボタニカルキャンドルを可愛く制作してくださった際に
キャンドルの側面を綺麗にするのに、良い方法はありませんか?と、質問をいただきました。
今日は、そのお悩みに、答えていきたいと思います。
キャンドルの表面をツルツルにする必要があるのは、
こちらのBotanical cubes(基礎コース3回目)の最終工程で行う
ドリッピングという工程を、要するキャンドルにおいてです。
(写真は生徒さんが実際に作ったものです。)
ドリッピングとは?
まず、ドリッピング(Dripping) について、お話しします。
キャンドル製作では、最後の工程でキャンドルの側面をコーティングする、
ドリッピングという作業を行う場合があります。
貼り付けた花が、軽度の衝撃では取れないようにするためです。
ドリッピングをした時、出来るだけ薄い膜だと
キャンドルの色や、花の色鮮やかさが維持されたままになり、
とても、膜があるとは思えない、美しい仕上がりになります。
そこで、余分なワックスをできる限り落とすため、キャンドルを少揺らす、傾けたり等します。
ただし、その動作を素早く行わないと、余分なワックスがキャンドルの表面をつたってしまい
でこぼこした表面になることがあります。
今回の生徒さんの場合も、その現象が起きていたので
次に紹介する方法で、綺麗に、その余分なワックスをとっていただきました。
キャンドルの表面をツルツルにするための道具:ストッキング
キャンドルの表面を磨く為の道具が、実は
市販されている、ストッキングです。
摩擦で余分なワックスを落とすために、
ストッキングを手に持ち、少し力を入れながら、擦っていきます。
まるで靴磨きのようですが、靴磨きのように、クリームなどは必要ありません。
あまり弱い力ですと、なかなか平にはならないので、少し力を強めに入れて、擦ってみてください。
実際にやってみて、力加減を覚えましょう!
実際に生徒さんにやってもらったのですが、少し力が弱かったので、
見本をちょっとお見せしたところ
えっ! けっこう力を入れていいんですね!
生徒さん
驚いていらっしゃったので、百聞は一見にしかず。
まずはトライしてみてください。
明らかに、表面が滑らかになり、凸凹がなくなりますよ!
ストッキングは何を選べばよいか
ストッキングは、あまり激安過ぎると、目の粗めの物があったりするので、
適度に目が詰まったものが、良いかと思います。
ドラックストアで販売している、3〜5足セットのもので大丈夫です。
着圧タイプの厚手のものは、細かいワックスがこびりついて、
作業台や部屋が汚れやすくなりますから、上記のタイプのストッキング方が良いかなと思います。
まとめ
ストッキングを使うだけで、キャンドルの表面がツルツルになる、
かなり使える裏ワザをご紹介しました。
ドリッピングの工程をした方は、試してみてくださいね!
また、数年前に、私がまだSirius Candleという名前でキャンドル製作していた頃に
ドリッピングをする、キャンドルの動画を作ったことがあるので、
良かったら合わせて見てみてください。
ストッキングも使って、余分なワックスをふき取っています。
アメリカの国旗をイメージしたキャンドルです。
U.S.Aの前にThe を付け忘れたのだけが心残り。(笑)
最後までお読みくださり、ありがとうございました。